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ウェブログって?

ウェブログについてよくある質問と答え

ウェブログってなんですか?
ウェブログ(weblog)というのは、ウェブページの一つのスタイルで、「頻繁に更新される」「他のサイトへのリンクが多い」「リンクと短いコメントという形式が基本」というのがおおざっぱな目安です。オプションで「読者がコメントを付けられる」「他のページから参照したときに登録できる仕組みがある」「更新情報を機械的に読み取れるようなデータを置いている」という条件もついていると完璧です。でも、ちょっとぐらい外れていても「これはウェブログです」と名乗ればウェブログっぽいです。
それっていわゆる「個人ニュースサイト」みたいなもの?
日本でいえばそれに非常に近いです。「欧米版の個人ニュースサイト」が「ウェブログ」と呼ばれるようになり、その呼称が輸入されたのだと考えるとわかりやすいと思います。
日記とか掲示板も「よく更新される」けどブログなの?
 ウェブ日記は、ウェブログに入るか入らないかの境界線という感じです。個人ニュースサイトでも日記的なものもありますし。「はてなダイアリー」は非常にウェブログ的です。また、日記同士で相互にリンクし合って議論するというのもウェブログ的です。しかし、「俺は日記であってブログじゃねえ!」と怒る人もいますし、欧米では「ウェブログはリンクとコメントがメインであって、お前の日常生活を書いたものなんかブログじゃねえよ!ファッキン!」と主張するのが古参ブロガーらしいので、それぞれのサイトの運営者の自覚に合わせた方がいいと思います。
 また、掲示板は基本的にウェブログとはいいません。ただし、slashdotは集団ウェブログの見本と呼ばれます。読者からのコメントを受け付けているウェブログが多いものの、あくまでも話題を振った人の見解が尊重されるのがウェブログ、といえるかもしれません。
ウェブログの語源は?
Weblogは web + log で、ログには「記録」という意味があります。なんで「丸太」である「ログ」という言葉が「記録」という意味を持つようになったか、については、「ウェブログ@ことのは」の「蜘蛛の巣丸太がウェブ日誌になったわけ」という記事を読んでください。
 なお、これが略されて「ブログ」と呼ばれることもあります。また、分類とか細かいことを言い出すと面倒だから、日記とかニュースサイトとか、そういう「日々更新されるタイプのウェブページ」をひっくるめて「ウェブロ」と呼ぼう、という人たちもいます。
 それから、ウェブログをやっている人をウェブロガー、またはブロガーといいます。ウェブロの人称形がウェブラーになるかどうかは不明です。
ウェブログにはどんな仲間がいますか?
ウェブログのお友達としては、写真が中心の「フォトログ」、携帯機器から更新したり読んだりする「モブログ」などがあります。それ以外に、株式情報発信の「株ログ」とか、渋谷の記録専門の「渋ログ」とか、沖縄の蛇情報を日々更新する「ハブログ」とか、出汁の話題満載の「昆布ログ」とか、女優さん情報の「大竹しのぶログ」とか、ちゃぶ台で更新する「ちゃぶログ」とかを作るのはあなたの勝手ですが、どぶろくは勝手に造ると逮捕されますのでご注意。
ウェブログを作るにはどういうツールが必要なの?
 ウェブログは基本的にウェブページの一種ですから、その気になれば、全部テキストエディタで手動入力して更新し続けることもできます(ウェブログの走りと言われるWhats Newページは、90年代半ばくらいまではそうやって更新するのがむしろ当然でしたし)。
 しかし、今はいろいろと便利なものができています。一つは、ウェブログ公開のために用意されたサービスを利用することです。日本だと、「北国tv」「MyProfile」などがあります。
 もう一つは、自分でウェブログ・ツールを設置することです。特にMovable Typeやblosxomなどが有名です。ただ、自分で設置するのは初心者には難しいので、知り合いの「日本で五本指に入るハッカー」のひとに頼むとか、あるいは努力して自分で試行錯誤しつつ設置してみるとか頑張ってみてください。ただ、日本のレンタルサーバーは(無料・有料問わず)Movable Typeが設置できない環境のところも少なくありません。事前に確認されるといいと思います。最近は「Movable Type設置できるよ」と明記しているところも多くありますし。
Movable TypeとかBlosxomとかどう読むの?
 Movable Typeは、定説では「ムーバブル・タイプ」ということになっていますが、制作者自身が「モヴァブル・タイプ」と発音していたという証言もあり、真相はヤブの中です。また、日本人の場合はかなりの割合で「モバイルタイプ」だと思っていたという人もいますので、決して恥ずかしがる必要はありません。
 Blosxomは「ブロッサム」で定着しています。「ブロンソン」は間違いです。
Movable Typeを使えば俺もブロガー?
 そうなることが多いですが、そうなるとは限りません。中には「ブログツールを使って作られたウェブページがブログ」と考えている人もいますが、それは必ずしも当たっていません。
 たとえば、この「はじめてのウェブログ」ページ自体がMovable Typeで作られています。コメントもつけられますし、トラックバックもできますし、さらには更新情報をRSSで出力していますので、機能的にはブログ的要素を備えていますが、内容が日々新しい情報を発信するというものとはかけ離れていますので、とうていブログとは呼べません。
 つまり、「ブログツールを使ったからブログ」なのではなく、あくまでも内容や更新形態が主であり、ブログツールはその情報発信に最適化された便利なツール、ととらえるべきでしょう。
そこで聞きたいんだけどトラックバックって何?
 これはMovable Typeで導入され、今や「ブログには欠かせない」とされている機能です(が、デフォルトではオフになっていたりしますので、必須ではありません)。
 簡単に言うと「他のブログから、君のブログへのリンクを付けたよ」というお知らせ、逆リンクを自動的に作り出すシステムです。
 まず、Aというブログに記事が載ったとします。その記事をBというブログの著者が見て、おもしろいと思ったので、自分のブログの記事の中からブログAの記事にリンクしました(もしかしたら引用も付けているかもしれません)。ここまでは今までのウェブサイトでもよくあった話です。ところが、トラックバックはここからが違います。Bの運営者は、自分の記事の中で参照したAさんの記事のページに対して「うちのこれこれのページからリンクしたよー。そのページのタイトルはこれこれで、概要なんかもつけちゃうよ」という情報を発信するのです。その情報を受信したAさんのブログでは、「Bさんのブログのこのページから参照されたよ」という情報を表示することができます。
 長くなりましたが、これがトラックバックの仕組みです。人によっては「強制相互リンク機能」という人もいますが、そんなもんです。
 Movable Typeにはこのトラックバック情報を送信・受信するシステムがどちらも備わっていますが、他のサイトから送信するためのフォームなども設置可能です。Blosxomは、コメントと合わせて「writeback」機能と呼んでいます。
トラックバックとコメントってどう違うの?
 確かに「外部の人がその記事について何か言ってる」という点では同じですし、実際にそのように主張する人もいます。実際、Blosxomでは両方まとめて「writeback」としてまとめてしまっています。
 すぐにわかる違いとしては、「その記事のあるところで発言している」か、それとも「自分のブログで発言している」かの違い、ということになります。また、コメントの場合は当然全文がその場で読めますが、トラックバックの場合は、参照元のページをたどらなければ、その発言の全貌はわかりません(ただし、たどっていったところで、実は一行だけリンクされていたということもありえます)。
 また、機能的には、トラックバックは画期的なシステムです。どこへリンクしたか、を明示するのはウェブサイト制作者の思いのままですが、どこからリンクされたか、を適切に表示するのは困難とされてきました。それを、リンクした側の人の意思で自由に掲載できるようにしたというのは画期的なことです。
 もっとも、専門家でない来訪者にとってはわかりにくいのも事実ですので、その辺の表現をどうするかはブログの運営者の個々の力量にゆだねられています。
もう一つ。RSSって何?
 何の略称かということについて“RDF Site Summery”(RDFによるサイト概略)とか“Rich Site Summary”(豊富なサイト概略)など諸説が入り乱れていますが、“Really Simple Syndicate”つまり「マジ簡単な要約」というのが私はお気に入りです。簡単に言えば、ブラウザその他のソフトなどで(=機械的に)読み取ることのできる形式で出力された「サイトの情報の要約」ということです。
 MovableTypeをはじめとするウェブログソフトは、このRSSを自動的に出力します。
 なお、このRSSのスタイルについては、「人間が読み書きしやすいような規格にしよう」という人たちと「いや、機械にわかりやすいようにしよう」という人たちに分かれて論争が続いていますが、日常のウェブログ更新そのものにはあまり関係ありません。
ウェブログはgoogleなどの検索で上位に来やすいって本当?
 本当です。実際、ウェブログサイトは検索時に上位に来ています。ただ、これはむしろ厳密には「MovableTypeなどのウェブログツールを使ったサイト」と言うべきでしょう。
 googleは、「多くのサイトからリンクされている」「特に、重要なサイトからリンクされている」「キーワードとなる言葉をテーマにしたサイトからリンクされている」ようなサイトを「重要なサイト」としてランク付けします。これを「ページランク」といい、googleで無料配布されているgoogleツールバーを導入すればそれぞれのサイトのページランクを調べることができます。そして、おおむね、ランクが高い順に検索結果が表示されます。
 さて、ウェブログはトラックバックなどを持ち、記事にもリンクが多いので、当然ながら「相互リンク」の嵐です。そのため、お互いにページランクを高め合う結果となります。今までなら有名サイトからリンクしてもらうのは大変でしたが、トラックバックで強制的に有名ウェブログと相互リンクできるのだから、すさまじい効果があります。それぞれの記事同士は当然話題も同じですから、googleで重視される条件を備えています。
 さらに、ブログツールで作成されたページは、基本的に検索サイトで読み取りやすいようにページの情報がきちんと整理されて掲載されています(人間の目には見えないところでの加工も含まれます)。そのため、今までのたいていのウェブページよりも「機械に優しい」作りとなっているので、非常に有利な位置を占めることになります。
 そういうわけで、SEO(サーチエンジンへの最適化)などの観点からも非常に注目されているのがウェブログツールなのです。しかし、もちろん、そのサイトの「中身」が最も重要であることは言うまでもありません。